Internet watch風ブログ

2004年 5月 29日

綿矢りさ・宮里藍のブログ

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例によって、遅れてとりあげるけど、有名人のブログがめちゃくちゃ増えた。

ライブドアで「倉木麻衣(歌手)」、

OCNで「井上和香(タレント)」「小倉優子(タレント)」、

Niftyで「松井稼頭央(野球選手)」、「枡野浩一(歌人)」、「橋本大二郎(高知県知事)」

ビッグローブで「片山右京(レーサー)」、「高橋和(棋士)」、

その他「えべっさん(レスラー)」、「柳美里(作家)」、

堤幸彦(「トリック」などを作った監督)」、「金子修介(「あずみ」などの監督」、

水道橋博士(芸人)」、「夏目房之介(マンガ評論家)」

などなど。とにかく、全部上げていたらきりがないが、有名人のブログが大増殖中だ。(倉木麻衣嬢のブログなどはライブドアランキングトップを爆走していた社長日記元祖社長日記をあっさり追い越してるし・・)。有名人にとっても今、ブログはブームだといえるだろう。

この流れ・・・・・・って、どこかで見たことがある。そう、まるでホームページを作るのが流行りだしたインターネット初期のころと似ているのだ。あの頃も、有名人がホームページを開設するたびに雑誌に大々的に掲載され、多くのアクセスを集めた。今回も同じような状況だが(今回、開設された有名人ブログも100、200とトラックバックを集めているし)、つまり、なんだかんだいって世の中の人は非常に有名人が好きだ、ってことだろう・・・・。自分でも取り上げといてなんだけど、わかりやすい、わかりやすぎるぞ、皆さん・・。

 
で、当然のことではあるが、企業はこの流れを見逃さないわけだ。今、芸能人が所属する事務所から、ブログサービスを提供しているISPにいたるまで、プロモーションをかねて有名人にブログを書いてもらうことに力を入れている。特に、ブログサービスの参入に遅れたISPやポータルサイトは何が何でも有名人を引っ張り込んでプロモーションをしないと、死活問題?となっているのか、ブログサービスを開始する際には、必ず有名人のブログも一緒に開設しているみたいだ。ホント、サービスを提供するのも大変そうです。(ジュゲムのように、ほっといても社長のブログが増えていくところもあるけど・・)


では、どーせ有名人にブログを書いてもらってプロモーションするのなら、いったいどんな有名人がブログを開設すればもっとも大きな効果が得られるだろうか?

個人的には、やはり、知名度は非常に大きいのだけれど、あまりメディアに登場しない人・・が、やはり効果的なのでのはないかと思う。

例えば、木村剛氏。竹中金融改革チームに入って「大手30社」リストを出して衝撃を与え、その豪腕ぶりから大きな知名度を集めた彼。しかし、同時に本当の姿はあまりメディアでは報じられなかったため、かなりキツイ印象を与えてしまった人物でもある。

そんな彼が、ブログを開設する否や、実は意外と普通のおっさんであることが判明し、アクセスもトラックバックも集めまくったことを知っている人は多いだろう。知名度のわりに知られていなかった本当の姿が、イメージとのギャップを生み、逆に良い効果をもたらしたことがその原因だ。木村シンパも数多く現れ、大規模なオフ会まで開くようになるにいたっては、木村氏本人はもちろんのこと、サービスを提供しているニフティにとっても、願ったりかなったり、といったところではないだろうか。

逆に失敗?と思われるのが、室井佑月blog。彼女のように、テレビの出演も多く、雑誌の連載記事も多数持っている人の場合、どうしても新鮮味がかけてしまうので、プロモーションにつかってもあまり効果がないのでは?と思う。当然のことながら、双方向性・即時性・ファンとの直接やりとりができる、といった点で、本人にとってブログは価値がある媒体である、なんてことは言うまでもないが、あくまで、プロモーションにつかう人選としては「?」がつくような気がする。

まあ、かつて、宇多田ヒカル・倉木麻衣といったあたりが、歌がヒットした後もしばらくメディアへの出演を控えることによって、カリスマ性・神秘性を高めた、という事例もあることから考えても、やはり、プロモーションにつかうなら、あまりメディアへの露出が少ない(でも、知名度はめちゃくちゃある)人のほうが良いことは間違いないだろう。あの人と同じシステムでブログが書けるなら!と思う人も少なくないだろうし・・。
 

で、そういった観点から考えて、いったいどんな有名人のブログを開設すれば大きな効果が得られるか?という話に戻ると、やはり中でももっとも「これ」は、という人物といえば、やはり、それは

「綿矢りさ」

ということになるではないだろうか。

綿矢りさといえば、ご存知の通り、芥川賞受賞作家だ。「インストール」「蹴りたい背中」という2つの作品で、若くして100万部を越すベストセラー作家となった。

ネット上では、その才能はもちろん、容姿の良さから「りさタン、萌え〜!」と叫びまくる人間を大量に生み出したことでも知られる(!?)。あと、数多の10代・20代の文学青年・文学少女に「次は私も」と強烈に感じさせたことでもよく知られている。

純粋にプロモーションという点から考えても、彼女の存在は強烈な価値があることは間違いないだろう。もしも、彼女がブログを開設した日には恐ろしいほどのアクセスを集めることは確実だ。ブログサービスを告知したい事業者からすれば、喉から手が出るほどほしい存在であるといえると思う。

ただ、本人はあまりメディアに出たがらないのようなので、ちょっと無理なような気もするけどね・・・。

綿矢りさリンク集
 
 
綿矢りさの他に探すとすれば、

「宮里藍」

などはいかがだろうか?

彼女も、アマチュア優勝後、プロに転向して最初の大会で優勝したことで、その実力と存在を世間に強烈に印象付けた人物である。そのパワーは強烈だろう。ゴルフ場に、ギャラリーを1万人単位で集めてしまうその力はものすごいものがある。しかも、彼女の場合は、わりとメディアに出るのも嫌いではないようなので、ブログの開設も、結構簡単にOKしてくれるかもしれない。秘密兵器になる可能性は大でしょう。

「静筋」ゴルフ革命―宮里3兄妹(聖志・優作・藍)はコレで強くなった!  
宮里 優 (著)←宮里藍の父親さん

 
あと他には・・・

「植草一秀元教授」!!

スーパー秘密兵器だ。このブログへも相変わらず、「植草一秀」「植草」でくる人が多いことを考えても、もしブログを開設したら、ブログ界に衝撃を与えることはむぁーちがいないっ。少なくとも、ビッグローブの「経済評論家 佐藤治彦のブログ Don!Don!」は超えてしまうことは疑いがない・・・・・・・いや、まあ、これは忘れてもらってもいいですが・・・。


と、いった具合に、いろいろと有名人のブログについて書いてきましたが、どっちにしても当面この有名人ブログブームが収まることはないだろう。更新のしやすさなどから考えても、間違いなく今後もブログをつかったホームページが作られていくに違いない。

ただ、どうせブログを開設するなら、トラックバックやコメント機能などブログ特有の機能をうまく使ってほしいものだ。さすがに仕事に支障が出るほど、トラックバック先の記事を読みまくっている木村剛氏なみにしろとは言わないけど、多少はそれらの機能を使ってほしいなあ・・・・と、まあ、そんなこと思ったりした今日この頃なのでした。


(おまけ・わかる人にだけわかるシリーズ)

トラックバック野郎・木村剛 「気合だ」編

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トラックバック野郎・木村剛 「首飛んじゃったよ」編

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おあとがよろしいようで・・・

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題名 biglobeの有名人ブログ
概要 biglobeの有名人ブログ 元F1ドライバー片山 右京さんの執筆するブログ「右京F1ブログ」 「美少女クラブ21」の メンバー全員によるブログ「美少女BLOGGERS21」
ウェブログ: あすたらびすた
時刻: 2004年05月31日 10:38
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