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2004年 4月 05日

豚丼発祥の地?

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今日からマーケティング系のことを書く予定だったけど、ちょっと今日は疲れ果てたので、軽い話題で。


昨日、久しぶりに牛丼を作った。一年前に引っ越して以来、吉野家を始めとした牛丼チェーンとは完全に縁が切れた状態だったが、そうはいっても時に無償に食べたくなるものである。久しぶりに作ってみたわけだ。しょうゆ、ダシ、みりん、砂糖、その他いくつかの調味料をうまくミックスしていけば、結構店の味に近いものができる上、しかも3人分の牛丼が350円で出来上がったのでかなり得した気分だった。自分で作ったことが無い人は、一度作ってみてください。お勧めします。


 

 

さて、その牛丼。日本での販売再開のめどは、まだ全然立っていないらしい。昨日のテレビ番組でもやっていたが、一部の業者は全頭検査をしてでも日本への輸出を再開しようとしているが、肝心の農務省が一向に全頭検査をする気が無いので、当面、日本に牛肉輸出されることは無い、ということなんだそうだ。アメリカ留学中の弟もまったくBSE問題なんかテレビで流れない、といっていたのでそういう話題すら認識されていないらしいです。


もうはっきりいって、すでにそうとう汚染された牛肉が出回っており、すでにアルツハイマー病などの形でBSE感染牛の影響を受けている人が10万人を超えている、から怖くて検査なんかできないのだ、という説もあるが、もともと一年間に日本の260倍の食中毒患者が出るような「食の安全」にはあまり気を向けない国なだけに、そういわれてしまうのも仕方がないことなのかもしれない。鳥インフルンザの影響で鶏肉系も結構厳しいことを考えれば、多くの店がしばらくは「豚丼」で乗り切らざるを得ないのもしょうがいないことなのだろう。ここは我慢のしどころなわけです。


さて、豚丼といえば思い出すのが、帯広だ。3年ほど前、旅行で北海道を旅したのだが、どいうわけか帯広のあたりは豚丼のお店ばっかりだった。近くに豚の名産地でもあるのかと思ったが、その様子もないし、いったいどういうことだ?と思ったのを覚えている。今、ネットで調べてみたら、どうやら十勝・帯広あたりは豚丼を郷土の名物にしようという動きがあるぐらい豚丼には力を入れているみたい。どーりでそんなお店が多かったわけだ。

で、この帯広の豚丼、今、困ったことになっているらしい。というのも、吉野家が「豚丼」の名前で牛丼代替商品を販売するようになったため、「豚丼って帯広あたりで有名だけど、この程度のものだったのか」と多くの人が思ってしまう可能性があるからなんだそうだ。

帯広の人に言わせれば、豚丼とは大きく切った豚肉に甘辛いタレをつけ、炭火などで焼いてご飯に乗っける食べ物であって、吉野家のようなたまねぎやらごぼうやらをいれたものなど邪道も邪道ということになるんどそうだ。見た目からして別の食べ物だけど。


「豚めし」「豚丼(とんどん)」「豚どんぶり」などほかのチェーンは名前に一工夫加えているけれど、吉野家だけそのまま「豚丼(ぶたどん)」にしているだけに、おそらく、今後、吉野家と帯広あたりの豚丼のお店は血で血を洗う抗争が始まることになるだろう。そして、牛丼・鳥丼に代わる最後の希望、豚丼の存在が危うくなるのは時間の問題なのだ。そうだ、絶対そうだ!間違いない!(長井秀和風)。




(Googleの検索で拾ってきた帯広の豚丼の写真・付け合せはグリーンピースが基本)


(今日の一言)
今日は全然文章がまとまりませーん。眠いし。ということで一言もいいかげんに。

豚コレラがはやって豚が食べられなくなったら、まさに「売れないの豚」

「食えねー豚は、ただのゴミだ。」

・・・・おしまい。

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