Internet watch風ブログ

2004年 5月 17日

組織における人

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人は、自分だけなら絶対しない愚かな判断を、組織の中のひとりとなるとしてしまう。

組織の中に入ると、人は、責任や考えると行為を放棄して、他人にゆだねてしまうからである。

要するにみんながみんな、「俺がやらなくても、他の人がやってくれるだろう」と考えるから、結論がとんでもないものになってしまうのだ。

これを防ぐためには、一人一人にその出来事を自分の問題として認識させなくてはならない。そのための対策なくしては、今、大企業をはじめ多くの組織で行われている犯罪や、愚かな行為をなくすことはできない。

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コメント

はじめまして。いい視点をお持ちですね。
おっしゃっていることは、「集団浅慮」とか「グループ・シンク」といわれています。
もうひとつ、経営学の教訓ですが、「失敗への道は善意で舗装されている」というのがあります。「君、そんなことして失敗したら傷がつくぞ」とか「どうせ、それは会社で認められないから、無駄だよ」とかね。そうやってひとつひとつのチャレンジが殺されていきます。

投稿者 by: 大西宏 at 2004年05月17日 15:43
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