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2004年 5月 17日

ちょっとトリビア

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1.南無妙法蓮華経とか南無阿弥陀仏とかの「南無」は、サンスクリット語だったか、パーリー語だったかで「ナァム」(信じる)という意味。

つまり、「南無妙法蓮華経」とは、妙法(仏の教え)であるところの蓮華経を信じます、という意味。

2.「traditional」(伝統的な)の「trad」とは、もともとラテン語で「裏切る」という意味。

つまり、伝統とは親方から受け継いだ技術を使って、親方を裏切ること(別のものを創り出すこと)という意味。受け継いだものをただひたすら守ることは、「伝統を守る」ということにはならない。

3.忠臣蔵で、赤穂藩藩主浅野内匠頭長矩が吉良上野介を斬りつけたところは、一般に「松の廊下」だといわれているが、本当は何もない白い障子の廊下で斬りつけられた。

事件の7年後に、歌舞伎などの劇にする際に、白い廊下ではいまいちぱっとしないから、という理由で演出上、「松の廊下」に変えたのが、知らない間に歴史的事実であると勘違いされるようになった。


(今日の一言)
鳴かぬなら、俺が泣くぞコラ、ホトトギス

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