2004年 5月 29日

100億稼ぐ男が教える年収1000万越えの仕事術

カテゴリ: BOOK / 0 コメント

本屋で

サラリーマンなんか今すぐやめなさい
堀 紘一 (著) 
cover

という本を見かけた。新刊らしい。まあ、よくある「現状のまま安穏としているな!」ということを、「辞めてしまえ!」という過激な表現で言ってみた本のようだ。でも、つい最近、

会社にいながら年収3000万を実現する―「10万円起業」で金持ちになる方法
和田 秀樹 (著)
cover

という本を読んでいたので、ちょっと違和感を感じた。だって、どちらの本も「現状のまま安穏としているな!」とは言っているのだが、一方は「辞めろ!」で、一方は「会社にはしがみつけ。絶対辞めるな。」ですからねー。個人的には後者のほうの意見のほうに賛成です。しかし、実にいろいろと人それぞれの言い方があるんだなあ、と思いました。


しかし、とにかく世の中には「年収」とつく名の本が多い。ちょっとアマゾンで調べただけでも、

(年収100万円)
年収100万円でも大丈夫!楽しく元気に暮らす!! 横田 濱夫 (著), 丸山 晴美 (著);
週末ビジネス起業術―会社にいながら年収100万円アップ!   週末ビジネス塾


(年収300万円)
年収300万円時代を生き抜く経済学 森永 卓郎 (著)
続・年収300万円時代を生き抜く経済学 実践編!  森永 卓郎 (著)


(年収1000万円前後)
年収900万円!!ラクラク儲けるインターネット通販―だれでも毎日が給料日 岩上 誠, 遠藤 義昭
1人ビジネスであなたも年収1000万円稼げる!  西田 光弘 (著)
「社労士」になって独立・開業―わずか2年で年収1千万円を稼ぐ!   斎藤 隆浩 (著)
行政書士で笑いがとまらない開業ノウハウ―ゼロからスタートして年収1000万円稼ぐ本 長江 博仁 (著)
小心者の私ができた年収1,200万円獲得法 木戸 一敏 (著)


(年収3000万円)
金持学(かねもちがく)―年収3000万円以上をめざすアナタのための成功哲学  関口 房朗 (著)
こんなにオイシイ!フーゾク起業―年収3000万!1人ビジネスの裏ワザ  月草 志郎 (著)


(その他)
MBAを取って、年収2倍を目指せ!―得するMBA、損するMBA  小松 哲史 (著)
稼げる人稼げない人―ヘッドハンターと日本を代表する22人の上級ビジネスマンが明かす年収を8ケタにするチェックポイント  古田 英明 (編集), 縄文アソシエイツ (編集);

と、いった具合にきりがないほど出てくる。世の中の人がいかに「年収を増やす」ことに興味があるのか価がわかるというものだ。しかも、どうも見ていると、年収1000万円が多くの人にとって憧れであり、現実的な目標であることもわかる。うーむ、なるほど・・・。

業界別平均年収一覧


そうそう、最初に紹介した堀 紘一くんの本のすぐそばに、ライブドア社長の
100億稼ぐ仕事術
堀江 貴文 (著)

cover

という本もあった。でも、この流れから考えると、「100億」というタイトルはインパクトはあるけれど、多くの人にとっては現実感が伴わない数字なので、ちょっと失敗だと思う。

「100億稼ぐ男が教える年収1000万越えの仕事術」とか、
「100億稼ぐ男が教える年収300万円時代のサバイバル技術」
みたいなタイトルにしとけば、もっと多くの人に売れたのではないだろうか。続編を書くならこんなタイプの本だろう・・・・・・・などとふと思ったりもした。

(インタビュー)
・堀紘一氏のインタビュー
・和田秀樹氏のインタビュー
・堀江貴文氏のインタビュー


(関連記事)
起業のアイデア

(今日の一言)
「夢」は持つこと自体に意味がある。
実現するかどうかを決めるのは「目標」設定の部分である

このエントリーのトラックバックURL:
コメント
コメントを投稿する












名前、アドレスを登録しますか?