2004年 5月 29日

二重帳簿がいるなあ

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会社にお金が残らない本当の理由
岡本 吏郎 (著)
cover

・パソコンは税法上、4年とか5年とかで償却することになっているが、実際には1年で使えなくなることも多い。つまり、経理上の数字と実際の数字は違うことが多いということだから、その点を気をつけなければならない。

・社長の給料は、従業員の給料と違って、節税のために別の口座にいったん移したようなものなので、全部使っていい、というものではない。特に、中小・零細企業の社長はその点を気をつけること。

・アメリカではこういった点から、税務署に提出する財務諸表と、仕事で実際に使う財務諸表の2つの財務諸表を作っている場合が多い。日本では、そういうことをしている会社はほとんどない。

この本では、こういった内容を紹介しながら、会社にお金が残らない理由を説明している。


実は、ここしばらく、仕事で経理のソフトをこつこつと作っています。一般に売られている経理ソフトでは出力できない、会社独自の内容を表示できるような経理ソフトを作ってくれ、というケッタイな要望に添うために、ここ2週間ばかり苦労しているんですが、どうもこの本を読んで以来、2重帳簿がつけられる機能が必要な気がしてきました。

なにせ、税務署に提出するような財務諸表と、現実を把握するために必要な財務諸表は別物だ、ちゅー話なんですから・・。


でも、本当に作るとなると、けっこう面倒くさそう。多分、実際にはつくらないだろうなあ。あったら便利なんだろうけど。

ああ、だれか、代わりに作ってくれないかしら。2重帳簿機能がある経理ソフト。きっと、受けると思いますよ。まあ、ネット上のどこかにすでにあるかもしれないから、ちょっと調べてみますけど・・。

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