2004年 5月 29日

姥捨て山関連4法案が可決!

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破綻寸前の財政を再建するために、与党が強行採決によって可決した「姥捨て山関連4法案」に対して、非難が殺到している。

[東京 28日 ルイター通信] 主民党の岡高幹事長は、衆院厚生労働委員会で年金制度改革関連法案(いわゆる姥捨て山関連4法案)が強行採決されたことを受けて緊急記者会見を開き、議会の歴史に残る暴挙で激しく抗議すると述べ、採決のやり直しを求めていく考えを明らかにした。

 岡高幹事長は、「国民年金制度の未加入・未納、関係官庁の甘い見通し、年金を受け取る高齢者層の大幅な増大、相次ぐ若年層世代の国外脱出などが年金制度の破綻を招いたわけだが、年金を受け取る高齢者世代を無理やり隔離状態に置くという今回の法案は常軌を逸しており、そもそも制度が破綻事に陥った実関係を明らかにしないまま、強行採決されたことに対して、激しく抗議をしたい。人権問題も絡んだ重要な年金の問題が、公聴会も開かれず、国民の声も聞かず、なおざりな議論のまま採決された。議会の歴史に残る暴挙だ。激しく抗議する」と述べ、「採決は無効と考え、採決のやり直しを求めたい」と語った。(ルイター)

年金制度は2004年に、国会議員の未納が相次いで発覚した頃にすでに480兆円も財源不足が明らかになっており、抜本的な改革を迫られていたのだが、党利党略を優先した政党と先送り体質が染み付いた関係官庁が小手先の解決策に終始したために、結局、さらなる事態の悪化を招き、今回の法案の提出・可決の遠因となったものと思われる。また、2010年度の消費税15%の導入、2015年度の年金支払い額の大幅な引き上げといった具合に国民負担増大案ばかりが施工されたが、それも結局、若者世代の相次ぐ国外脱出・未納率の増大を招くだけに終わったただけに、改めて抜本的な解決が求められていた。しかし、年金受給世代を一時的に隔離するという極端な法案が提出されたことに対しては、非難が殺到していた。

(今日の一言)
ブラックです。でも、なんかね、今のまま本質の部分の問題が可決しないと、将来これが現実になりそうで怖いです。

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