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今、京都ビジネスが人気なのだそうだ。
京都ビジネス。ま、わかりやすく言えば、商品名に「京都」を入れたり、京都の伝統文化を取り入れた商品を販売したりするビジネスのことだ。
私は、しばらくの間、京都市に住んでいたために(生まれも育ちも京都府だし)、「京都」ブランドのありがたみを感じることは正直あまりない。だが、やっぱり、他の地域の人にとっては、「京都」という言葉には、何かしら心惹かれるものを感じる人が多いようだ。G・Wの観光地の検索でも1位のキーワードは「京都」だったし、最近の「和」ブームも手伝って、京都を感じさせる商品は百貨店などでも売り上げ好調だということだ。
いや、なんともイメージの力というか、ブランドの力というものは、恐ろしい・・・。
はっきり言って、京都は盆地ということもあって、決して気候的にすみやすいところとは言えない。しかも、京都市の市長はMKタクシーがバスを走らせようとしたら「規制緩和悪用の典型」と批判してしまうところだ。(ちなみに、京都は政令指定都市の中でもっとも公共交通機関の料金が高いらしい。しかも、僕が高校生の頃、つまり10年以上前から、バスの運転手の対応が悪いと批判が殺到していたり、赤字が大きすぎると問題が新聞によく取り上げられていたけど、今も全然改善していない。)
それでも、多くの人を惹きつけてしまう「京都」の力。大学が、「京都」を大学名につけたらいきなり志願者数が前年の3倍になってしまった、なんて話もある。案外身近なところでも、この京都パワーを使ってみるのはいいかもしれない。
たとえば、「京都ブログ」なんてブログを作ってみたらどうだろうか?京都のいろいろな場所や秘話を紹介していくブログだ。「グレート・マーケティング・マスターへの道」というこのブログなんかよりも、全然人気のブログになりそうな気がする。
まあ、いろいろと応用はありそうだが、「京都」ブランドの力はすごい、という情報は抑えていておいて損はないだろう。