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職場活性法その28.「合宿を行う」

最近、社員旅行を行う会社が増えているといいます。以前は、「職場の人たちと一緒に旅行するなんて面白くもないし、気も遣うからいやだ」という人が少なくなかったためか、人気低下傾向にあった社員旅行ですが、最近は、むしろ「会社の人を良く知るチャンス」「いつもと違う環境を体験できて楽しい」と考える社員(特に若手社員)が増えているため、社員旅行を復活する企業も増えているのだということです。


たしかに一緒に旅行したりすると、結束が強まったり、お互いを良く知ることが出来る、という効果があります。それゆえ、職場の人たちのつながりを強めたり、活性化させるために、こういった旅行のようなものをすることは良いことだといえるでしょう。


・・・しかし、そうは言っても旅行となれば、お金もかかるし、時間もとられます。そのため、もう少し、身近なところで(それでも、非日常性などを感じられるように職場から車で1時間はかかる距離の場所である必要はあると思いますが)、合宿のようなものを行ってみると良いのではないかと思います。


普段と違うところで1泊2日か2泊3日程度を過ごすだけでも、意外と普段とは違う一面をお互いに知り合うことができます。また、違う環境に移動することで、いつもとは違った刺激が脳に与えられるので、これまでとは違う発想をしたり、普段は考えられない中長期的な展望でものを考えたり、話し合ったりすることも出来ます。


また、仕事とは全く関係なく、登山合宿だとかマラソン合宿だとか少し過酷なものに一緒に挑戦する合宿を行ってみる、というのも効果的だということです。人は、過酷な状況を一緒に乗り越えた人に対しては強い絆を感じ、一生の友人になることも珍しくないと言われています。わざと少し大変なことを一緒に経験してみる、というのも、職場の人たちの絆を強めるためには効果があるといえるようです。


合宿・・という響きが古臭くていやなら、「○○キャンプ」という名前にしてみてもいいかもしれません。


こういった方法を使っていつもと違った状況に身をおくことも、職場の結びつきを強めたり、活性化させるためには意外と効果がある、といえるのではないかと思います。


合宿(or キャンプ)を行って、普段とは違う環境に一緒に行くことで、お互いを良く知り合ったり、絆を深めたり、いつもとは違う、もっと中長期的な視点で物事を考えたりしてみる。


これも職場活性化の為に覚えておくと良い方法だといえるでしょう。