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職場活性法その24.「みんなで他社見学をする」

職場の人たちが離職する理由・モチベーションが下がる理由の一つに、仕事のマンネリ化にともなった停滞感、刺激のなさ、というものがあります。


どうしても仕事というものは、日々、同じ業務を繰り返すことが多いだけに、時間が経てば刺激が少なくなるのも仕方がありません。しかし、そのままでは貴重な戦力が離職してしまったり、やる気を失ってしまいかねないだけに、何らかの対策をとる必要があります。


そこで、もっとも簡単な方法として、「みんなで他社の職場を見学する」という方法をやってみましょう。これも、意外と使える方法だと思います。


最近は産業観光といって、工場など普段見ることのないところを見学できるツアーや旅行などが人気になっています。そういうところに出かけていって何か学べるところはないのか?というのを探してみるのも良いでしょう。


また、わざわざ遠くに行かなくても、取引先や近所の企業、地元の企業でも、頼めば、よほど機密情報などを扱っている部署でもなければ、見学ぐらいさせてくれるのではないかと思います。


こういうところに積極的に出かけていって、何か学べるところはないのかを探ったり、刺激を受けにいったりすることは、かなり職場の人たち(特に営業などと違って、外に出かけることが少ない人たち)にプラスの効果を与えるといわれています。


他社見学をみんなで行ってみる。こういうのも、意外とシンプルなのに、結構職場の人に与える影響が大きいので、使ってみても良いのではないかと思います。


(追記)
他社見学の逆に、自社を見学したい人を募集し、見てもらう、というのも良いでしょう。


外部の目にさらされることで現場に緊張感を持たせることが出来たり、外部の人に自分たちのことをよく知ってもらうためには自分たち自身が職場のことをよく知っておく必要があるので、職場の隅々にまで気を使うようになります。そういったことがいろいろな面でプラスに働くことも多い、ということです。


「自社見学をしてもらう」。この方法も、試してみる価値がある方法だと言えると思います。