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職場活性法その3.「誕生日を祝う会を開く」

挨拶の回数が多い会社、きちんとはっきりした声で社員同士が挨拶を行っている会社は、一般に、そうでない会社よりも利益率が高くなる傾向があると言われています。


(工場なら、不良品発生率が下がる、と言われています。)


普段から些細なことでもコミュニケーションが取れている会社は、小さなことでもお互いに言い合うことできるため、結果として、情報の共有がしっかりなされて問題が発生しにくくなったり、何か問題が発生しても解決しやすくなるために、そういうことになるのではないか、と言うことです。


そういった関係を作るためにも、やはり職場の人同士のつながりは高めておくに越したことはないでしょう。


そこで「社員の誕生日会を開く」という方法も、確実に実行していくと良いと思います。


職場の人の誕生日を祝う会を開く。これは、最近でこそ、やっている会社は少しずつ増えているような気がしますが、やはりまだ大半の会社では行われていません。わざわざそんなものを祝ったところで、仕事には関係ないという考えが主流だから、そういうことになっているのでしょう。


しかし、人間、「おめでとう」とお祝いをしてもらって悪い気がする人はいません。当然、お祝いをしてもらった人は、うれしいし、お祝いしてくれた職場の人たちへの感謝の気持ちを持つし、祝ってくれた人たちへの親近感を高めることにもつながることでしょう。


そうすると、お返しに他の人が困っているときにはお手伝いをしようという気にもなります。また、「もう、こんな職場はイヤだ!辞めてやる!」と思う人も減ることでしょう。


「職場の人の誕生日会を行う」という方法は一見、大したことがないように見えます。


それゆえ、多くの職場ではきちんと誕生日会を開いていることはほとんどありません。


が、実は職場の団結力を高めたり、社員の定着率を高めたりするのに、思っている以上に効果のある方法だったりします。


職場で働いている人の数が多くて一人一人の誕生会を個別に開くのが難しいときは、同じ月の生まれの人を一斉に祝うのでもかまいません。


とにかく、お互いの結びつきを高めたり、離職率を減らす効果もあるだけに、職場で一緒に働く人たちの誕生日会はしっかりと開くようにしましょう。最近は、単なる飲み会だと敬遠する人も少なくありませんが、「同じ職場の仲間の誕生日を祝う」という明確な理由があればすすんで参加する人が多いので、良いのではないかと思います。