株式会社ペッツ・マーケット・サービシズ（以下PETZ、本社：京都市中京区、代表：笹間健史）は５月10日より、ブリーダー直譲の子犬をインターネットで通信販売する「＠wan!s direct」サービスを開始した。

　＠wan!s directは、豊富な自然に囲まれた環境で活動している優良なブリーダーによる「子犬」の、写真や詳細情報を含む出産情報をサイト上にて掲載。購入希望者が予約すると、同社が該当する子犬を確保。その後、ブリーダーから購入者の自宅まで直送するという、子犬のオンライン販売事業となっている。

　ブリーダー直譲による販売システムのため、子犬たちは狭い檻で陳列されることなく、また売れないまま成長してしまい処分されることもないなど、動物愛護を重視した仕組みが特徴。一般消費者と優良ブリーダーをダイレクトにつなぐサービスとして展開されることになっている。

　なお現在サイト上にて紹介されているのは、人気の高いトイ・プードルが中心とする小型犬種。但し掲載されていない犬種についても、＠wan!s directのネットワークを通じてブリーダーを検索できるという。

　PETZは昨年９月の設立以来、グッズやサプリメントを中心としたペット関連商品のネット販売を手がけてきた企業だが、更なる事業の拡大を目指して、今回の件に至ったという。同社はこれについて、「一見、生き物を商品として手軽に扱っているように感じられるかもしれないが、現在ペットショップなどに並ぶ子犬たちは、必ずしも良い環境にあるとは言い難い。＠wan!s directでは情報をサイトに掲載し、実際に購入希望者が現れた時点で優良なブリーダーから直接子犬を譲って頂き、そのまま購入者のもとへ送るシステムであるため、子犬を商品としてしか見ないような悪質な業者の排除や子犬購入費用の低減につながる、動物愛護に基づいたサービスとなっている」とコメント。

　また、「生体は種類により様々な性格や特徴があるため、販売にあたっての生体の専門的知識を高め、仕入先の優良ブリーダーを厳選するためにも、当初はトイ・プードルに特化した展開を予定している。」とし、今後は他犬種の取り扱いはもちろん、物販サービスとの融合により「インターネット上のリアルなペットショップ」を目指すとしている。

＠wan!s direct／株式会社ペッツ・マーケット・サービシズ
http://www.wansdirect.jp/