エクスネット株式会社（本社：東京新宿区、代表：渡辺勇）は、セキュリティポリシー策定のための製品群「Secure-Method Suite」を、６月１日より、発売する。

　「Secure-Method Suite」は、企業の中でセキュリティマネージメントを行う為に作られた、財団法人日本情報処理開発協会（JIPDEC）が定めた、ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）適合評価制度の取得のために行う作業の一連の流れをシステム化、及びセキュリティポリシーの策定のためのツールとして開発されたもの。

　今回は、そのV1.0である「Asset＆Risk Adviser」を発売。ISMS認証取得の一連の流れの中で情報資産の洗い出しからリスク評価までをカバーし、今までは、手作業や、表計算ソフト等で行っていたものを、WebシステムとDBとの連携によりシステム化した。また、ISMSでの第1層、第2層部分の規程書のテンプレートも一部提供している。これにより情報資産の追加、変更が容易に行え、またリスクの再評価も連動して行えるようになるという。

　「Secure-method suite Asset＆Risk Adviser」は、WebサーバーとDatabaseで稼動し、サポートOSはWindowsXP版と、Linux版から構成されている。また複数のクライアントからID、パスワードによりログインが可能で、同時にセキュリティを確保しながら利用が可能。

　同システムは、規程書テンプレートの拡充、適用宣言書の自動生成機能、情報資産台帳の外部からの取り込み等の拡張を予定。なお、「Secure-method suite」の今後の製品群としては、監査ツール、ドキュメント管理ツール運用支援ツール等を計画している。

　「Asset&Risk Adviser」の価格は、サーバーベースライセンス50万円より（基本料金）。カバレージドライセンス25万円より（適用範囲による）。

　エクスネットは、「今後の製品群の予定は未定ですが、ISMS適合評価制度の取得のために行う作業に関する全てのものを網羅して提供していきます。弊社は、セキュリティ関連で、認証システム等を中心に行っていますが、具体的なインフラ関連にもシステム、製品の提供を積極的に行い、トータルな観点からセキュリティインテグレータ、システムインテグレーターとして事業を展開していくつもりです」と話している。

エクスネット株式会社
http://www.exnet-japan.jp/