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最後に

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さて、とりあえず30の職場活性法を紹介してみましたが、
いかがだったでしょうか?


「こんな方法、まったく使えない。」という人もいるかもしれません。


 
「こんなシンプルなことで職場の状況が良くなるなんて目からウロコだった。30個じゃ
なくてもっともっと知りたい!」という人もいるかもしれません。


感想は人それぞれあると思います。他にも職場を活性化させる方法や、離職率を減らす方法はたくさんあるのですが、できる限りすぐに実行できる簡単な方法を中心に限定して選んだので、ちょっと物足りない部分を感じた人がいるかもしれません。


でも、何も大掛かりな制度の変更などをしなくても、意外と簡単なことで職場を活性化させたり、離職率を減らしたりできるということは、多少なりとも伝わったのではないかと思います。


日本人の多くは指導術のようなものを学ぶ機会がほとんどありません。そのため、いざ自分がチームをまとめる役目をまかされたり、部下を持って指導しなくてはならない状況になると、どうしていいのかわからなくなって、思いつきで指導してみたり、権限を振りかざして命令してみたり、正論をまくし立てて行動させようとしとして、部下から猛反発されたり、誰も言うことを聞かなくなったり、辞める人間・やる気を失う人間が大量に出るなどして、泥沼にはまることが多々あります。


でも、本当は難しいことをしなくても、意外と身近なシンプルなことから始めても、チーム力をアップさせたり、個々のモチベーションを高めたり、職場のために一生懸命働くように仕向けることはできるのです。


紹介した30の方法のうちのいくつかを実行してみるだけでも、予想以上に大きな成果を上げることが出来るのではないかと思います。


また、こういった手法を参考に、自分でも身近なところから始められる職場活性法を探してみると、意外とたくさん見つけることが出来て、さらにチーム力やモチベーションをアップさせることが出来るのではないかと思います。


これからの時代、少子化が進み、ますます人材の確保は難しくなると言われています。


また昔の人のように、上司や会社には逆らわずぐっと堪える・・・なんて人は少なくなっているので、肩書きや権威だけで指揮・命令したり、思いつきで指示したりしていると、あっという間にチームワークが崩壊してしまう、なんてことが珍しくない時代になる、とも言われています。


こういった時代には、人事制度や給与制度をはじめ、営業の仕方なども見直して、より高いモチベーションが保てる職場を作る必要があります。そういったことが重要であること間違いありません。


ただ、こういった制度に関わることなどは、何度も言っているように、経営者ならともかく、小さな部署のリーダーなどが勝手に変更することはできません。それ故、小さなチームのリーダーは、紹介したようなシンプルだけど効果的な職場活性法のようなものを知っておくことが重要になってくると思います。


こういった手法を知っていれば、大掛かりな制度変更などをしなくても、社員のモチベーション等を高めていくことが出来ます。無理をしなくてもチームをまとめ上げることもできるようになるし、お互いが不快な気持ちを持つことなく、大きな成果を上げていくことも出来るようになります。


それが、結局、職場で働く仲間たちだけでなく、あなた自身にとっても心地よい職場を作るのに役に立っていくことでしょう。


とにかくどの手法から始めてもいいので、まずは実践してみてください。


実践してみれば、効果を実感できると思います。


日本人の多くは知識はたくさん集めるけれど、実行に移さない傾向があると言われていますが、単に「なるほど、そんな方法もあるのか。」と感心しているだけで何もしないのでは、このE-BOOKを購入したお金が無駄になる上、「チームをまとめる」ための苦労が減らない・・・ということになってしまいます。


とにかく、騙されたと思ってまずは実践してみましょう。


それが、より良い職場、より力の発揮できる職場を作るための大きな一歩になることは間違いないと思います。