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職場活性法その8.「部下に手紙を書く」

ある会社の社長が、社員の給料を払うために、必死になって営業活動をしたり、銀行に資金調達をしにいったりと、あちこちを飛び回っていたとき、会社にいる社員達は「社長?最近、会社にいませんねえ。どこに遊びに行ってるんだろ?」と言っていた・・・なんて話があります。


いかに自分が一生懸命動き回っていても、そのことをしっかりと伝えないと、まったく伝わっていないということは多々あります。言わなくてもわかってくれている、なんてことは、実は意外とないということです。


こういった事態を避けるためにも、できる限りコミュニケーションは増やすようにしましょう。手紙を送るのでも、メールを送るのでも、電話するのでも、構いません。とにかく時間があれば、ちょっとしたことでも伝えてコミュニケーションをとるようにすることが、職場の活性化や風通しを良くするために、非常に重要なことだといえるようです。


中でも最も効果的なのはやはり手書きの手紙を書くことです。相手をねぎらう手紙を送る。自分の思いを伝える手紙を書く。こういうことが、実は職場の状況をよくするためにも大切なことだと言えるようです。


これを面倒くさがってサボっていると、自分のことを一番分かってくれていると思っていた人が一番最初に「あなたにはついていけない!」などと言い出してトラブルになったり、知らないうちにチームが崩壊していた・・・なんてことになってしまうことが少なくないのです。


もちろん、どうしても手書きの手紙を書くのは難しい、ということはあるので、そういう場合は、別にメールでも構いません。また、長い文章でなくても、数行の文章でも良いと思います。


そんなのでもやらないよりマシ。とにかくコミュニケーションの量を多くすることは、人の問題を解決したり、人間関係を良くする際には、非常に重要なポイントだといえると思います。


給与を上げるよりも、コミュニケーションの回数を増やす方が、職場の人間関係が良くなったり、やる気を引き出すことも珍しくありません。


まずは手紙やメールを使って、自分の思いや相手に対するメッセージを送る機会を増やすようにしましょう。そんなことでも、結構大きな効果があるということです。