一目惚れはどのような心理構造から起こるのか?

★あなたは一目惚れをしたことがありますか?

★異性を一目見ただけで好きになる一目ぼれ。でも、実はあれ、一目見た瞬間にその人のよさを感じ取って好きになる・・・・というわけでないのだそうです。

★人は普段から、理想像を抱いています。顔はこういう感じ、目はこういう感じ、髪型はこういう感じ・・・といった具合に、常日頃から自分が良いと思っているイメージを頭に思い描いています。

★一目ぼれとは、そのイメージに合致する、もしくは、限りなくそのイメージに近い人が現れたとき(見たときに)に、一気にアドレナリンなどの物質が分泌され、興奮状態に陥るのがその仕組みなのだそうです。

★つまり、その人の良さなどを出会った瞬時に判断しているというわけではなく、普段から抱いている理想像・イメージが先にあって、それに近い人に遭遇した際に、思わず反応してしまう、というのがその仕組みだということです。
 
 

 
★実はこの一目惚れを心理構造、別に異性に対した時だけ発動するというわけではありません。他の様々な場面でも発動することがあるようです。

★例えば、他人のブログの記事を読んでいるとき。自分が普段から考えているようなこと、もしくはそれを一歩進めたような考え方などが書いてあった場合、思わず「おお、この人、スゴイ!」などと興奮して、その著者に対して強い親近感を抱いてしまうことがあります。

★これも、一種の一目ぼれ、といえるでしょう。相手の書いている内容を判断してその良さに興奮するのではなく、自分の中にあるものと近いものを見つけたときに、思わず興奮してしまう、という心理が働くのは、異性に対しておこる「一目惚れ」と限りなく近いものがあるといえるかもしれません。
 
 
★こういった心理も言われてみると確かにそうかもしれないけれど、言われないと気がつかなことだとえいるでしょう。こういった心理を理解して役立てる方法を考えてみるのも、また面白いかもしれません。