女性とトイレの意外な関係

★以前、「男と女の脳構造の違い」という記事を書いたことがありますが、男と女では随分と考えていることが違う、と思うことが多いです。

★特に、男性がなんとも思わないことに、女性が神経を尖らせている、ということはよくあるようです。
 
 
★例えば、「トイレ」。

★「トイレ」は男性にとっては、用を足すことが出来さえすれば良いものです。もちろん、キレイに越したことはないけれど、別に多少汚かったとしても一時的に不快感を感じる程度の物で、用が済めば意識にさえ残らないものだといえるでしょう。

★ところが、女性は、「トイレ」が汚いと、そのトイレがある施設全てを嫌ってしまうことさえあるのだそうです。

★例えば、飲食店のトイレが汚いと、そのお店に食事に行くこと自体を止めてしまうことが多々あるのだそうです。

★男性にとってはそれほど大したことがない問題も、女性にとっては大問題となることがあるというわかりやすい例だといえるでしょう。男性がなんとも思わないことに、女性は相当神経を尖らせている、ということはよくあるわけです。この部分をよく理解していないと、結構、大問題となることがあるかもしれません。
  
 
★しかも、この「トイレ」と「女性」の関係。これは、男性が思っている以上に重大な問題であるようです。特に、経営者やお店のマネージャーをしている人などは、この女性の性質を理解していないと、経営上、大変な問題となることさえあるようです。

★例えば、男子高校生に志望する大学の条件を聞いてみると、「授業内容」とか「授業料」だとか「偏差値」だとかいったことが上位に上がってきます。「校舎がキレイ」「設備が整っている」ということも、まあ、それなりに条件の上位にはあがってきます。
 
★ところが女子高生に同じ質問をすると、そういった条件の上位にやっぱり「トイレが広くてキレイであること」というものがあがるのだそうです。これは男子学生には絶対に見られない特徴だといえるでしょう。

★「制服が可愛いから志望校を決める」ということとはそれなりに理解できても、「トイレがきれいだから」という理由で志望大学を決めるというのは、男性にはかなり理解しにくい考え方です。でも、女性にとってはごくごく当たり前のことだとか。
 
★女子学生も学校見学会などでトイレが汚いと、それだけでその学校が志望から外れることもあるのだそうだから、女性が「トイレ」にこだわる性質があるということを知らないと、ビジネスを行う人にとっては、致命傷となるかもしれませんね。
 
・・・・・・
 
★お台場の「ヴィーナスフォート」は施設を作るにあたって、女性のトイレのスペースを男性のトイレのスペースの倍以上に広さにして、居心地の良さや快適性にこだわったのだそうです。

そうしないと女性の心をつかめないので、その点には徹底的にこだわったのだということです。
 
 
★都内のあるパチンコ店は、女性客の比率を高めるために数千万円の費用をかけてトイレを豪華な設備に改装したのだそうです。

結果は、わざわざ通勤コースを変えてまでお店に立ち寄る女性まで現れ、大成功だったということです。

★男性が思っている以上に「トイレ」は女性を引き付ける武器となるのかもしれません。


★あなたがいる会社やお店の「トイレ」はどうなっているでしょう?意外とそこが女性を寄せ付けないポイントとなっているかもしれません。
 
★こういうのも言われてみないと気がつかない心理学だといえるでしょう。こういった性質を理解したうえで、対策を施し、より大きな成果を挙げる。
 
これも一つの「心理学マーケティング」だと思いますが、いかがでしょうか?