忠臣蔵の雑学




年末になるとドラマになったり、映画になったりする「忠臣蔵」。

実はこの「忠臣蔵」の話は、実際の事件のあと、7年ほどたってから歌舞伎にするために作られた話であるため、数多くの脚色が加えられており、それが現在では、まるで事実のように語られていたりします。

そんな中からいくつかピックアップ。


1.忠臣蔵で、赤穂藩藩主浅野内匠頭長矩が吉良上野介を斬りつけたところは、一般に「松の廊下」だといわれているが、本当は何もない白い障子の廊下で斬りつけられた。

歌舞伎などの劇にする際に、白い廊下ではいまいちぱっとしないから、という理由で演出上、「松の廊下」に変えたのが、知らない間に歴史的事実であると勘違いされるようになった。


2.討ち入りしたのは47人だったということになっているが、実は46人だった。「いろはにほてと」の歌が47字であったのに合わせたかったので、一人架空の人物を加えている。


3・・・

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