初めての資金調達 -2





 家族・友人・知人からの借金や出資による資金調達

 国民生活金融公庫・中小企業金融公庫など公的な
  金融機関からの資金調達

 地方自治体の制度融資や助成金制度を利用した資金調達

 信用保証協会の保証付き融資による資金調達

 銀行からの融資による資金調達

 ベンチャーキャピタルからの資金調達

 ノンバンクからの融資による資金調達


 
ほとんどの人は、事業を始めたいと思ったとき、まずは最初の「家族・友人・知人からの借金や出資による資金調達」を考えることが多いでしょう。

家族・友人・知人という人たちは、あなたのことをよく知っているので、信頼関係でお金を出してくれることが多いです。それ故、比較的、簡単にお金を集めることができる方法だといえます。

もちろん、返せなかったら人間関係が壊れてしまうこともあるので、安易な気持ちではなく、しっかりとした気持ちと計画性・責任感をもつことが必要とされるわけですが・・・・。


次に、公的な金融機関や自治体からの融資によって資金調達をしようと考えたとき。このときも、比較的、資金を容易に資金調達をすることができることが多いようです。

もともと公的な金融機関や自治体の融資制度は利益を上げることではなく、銀行などからお金を借りにくい中小企業や個人が容易に資金調達ができるように作られました。

そのため、実績が少なかったり、規模が小さかったりしても、比較的簡単に融資をしてくれることが多いです。

ただし、提出する書類の書き方によっては審査が通らないこともあるので、司法書士や行政書士、税理士、中小企業診断士などの専門家に一度相談した上で書類関係をしっかり作り上げてから、融資などの申請を行った方が、良いといえると思います。


一方、多くの人が「資金調達」といわれてイメージすることが多い銀行からの融資や、ベンチャーキャピタルからの出資による資金調達方法は、資金調達の手段としては結構厳しい結果になることが多いようです。

というのも、銀行は、どんなに企業に成長性があったとしても、基本的にある程度の規模や担保、取引実績がないと融資に応じてくれないことが多いからです。

また、ベンチャーキャピタルも非常に優れたビジネスモデルとか技術力とか、過去にすばらしい実績を持つ経営陣がいる、とかいったことがないと、基本的にお金を出すことはありません。

よって、銀行から融資してもらうためには、ある程度、事業が順調に推移していて、しかも取引実績も2年以上ある場合にのみ、また、ベンチャーキャピタルから出資してもらう場合も、非常に優れたビジネスモデル等がある場合にのみ、可能な方法なのだと考えておいた方が基本的に良いと思います。

もしくは、地方自治体が窓口になっている制度融資であっせんを受けた後、その実績を元に銀行から借入れをするという方法を取るのがよいでしょう。


最後に消費者金融やクレジットカード会社などいわゆる「ノンバンク」といわれているところからの融資による資金調達方法ですが、これは非常に簡単に行うことができます。

どうしても公的な金融機関や銀行からの借入れが困難である場合には、これらにあたってみるのも選択肢としては良いのではないかと思います。

最近はノンバンクでも創業時融資に力を入れているところもかなりあるし、しかも、即日で融資が実行されるところも少なくないので、緊急の資金調達の場合には非常に役に立つ方法だといえるでしょう。


但し、金利が高いなどデメリットもあるので、そこはよく検討してから借入れをする必要があるわけですが・・・・。


まあ、いろいろな資金調達方法がありますが、自分にあった方法をよくよく考えた上で選択することが重要なポイントであることだけは間違いないと思います。

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