セレンディピティとは




セレンディピティとは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能のこと。


例えば、ダイナマイトを発明したノーベルや、ノーベル賞をサラリーマンながら受賞した田中耕一氏のように、実験中に予定とは違う薬品や材料を混ぜてしまったのに、それを失敗だとは思わずに、とりあえず実験を継続してみることで、新たな発見や発明をしてしまった事例や、強力な接着剤を開発中に逆にあまりにも簡単にはがれる接着剤を作ってしまった研究者が、それを利用して逆に簡単にはがれることを売りにした「ポストイット」という商品を開発した事例などは、これに当る。


今の時代、最初から何事も上手くいく・・・なんてことはまずない。だから、とにかく挑戦してみて、その結果、発生する数多くの失敗から何かを見つけ出すことの方が重要であるといえる。


とにかくトライしてみること。そして、その結果、失敗したとしてもそれであきらめてしまうのではなく、そこから何かを見つけ出してみようとすること。それが、人生を成功に導いていくためには、ますます大切になってくるといえる。

(C) 2008 雑学マスターへの道