原価はあまり変わらないのに、利益を増やす方法 -2 |
このように、「松・竹・梅」「上・中・下」「A・B・C」の中から選べるようにしておく、という方法は、売り手側にとって大きなメリットがあります。コンサルタントなども、「コンサルティング ○○万円」と提示するよりも、「スペシャルコンサルティング」「通常コンサルティング」「お試しコンサルティング」を用意しておくと、効果やクライアントの満足度が上がるのだそうだから、この方法を見逃す手はないでしょう。
昔から存在しているのに、意外と軽視されがちな「松・竹・梅」戦略。もう一度見直して、使ってみてはいかがでしょうか?
(今日の一言)
つい先日、ホテルのレストランにディナーを食べにいったら、
一番下のコースが2300円 (オードブル、メイン、デザート)、
中間のコースが4000円 (オードブル、メイン2品、デザート)、
一番上のコースが5700円
(オードブル、メイン2品、スープ、途中でお口直しの品一つ、デザート)
というメニュー設定になっていました。
スープと口直しの品1つで1700円アップ!
あまりにも衝撃的な「松・竹・梅」戦略だなあ、と思わず感じてしまった次第でありました。
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