身長と光背心理 -2





例えば、ある人を見てその人の身長を言い当ててもらう、というテストをすると、その人の職業が、「弁護士」とか「会社社長」だとかと紹介した場合の方が、実際よりも高い身長を言われることが多いといいます。
 
これはその人の職業や地位から受ける印象が大きいために、その人が実際よりも大きく見え、結果、実際よりも高く見えるためにそのような結果になるのだそうです。普段意識していませんが、人は、事前に得た情報によって、自分の視覚情報まで変えてしまっているということですね。
 
だから、全く同じ人を「フリーター」として紹介すると、その人の身長は限りなく実物に近いか、それよりも低い数字を答えるのだそうで。身長を少しでも大きく見せたい人は、肩書きを立派そうに見せた方が良いかもしれませんね・・・。
  
 
また、その逆に背が高いと、立派そうに見える、優秀そうに見える・・・・のだそうです。
 
実際、アメリカで行われた調査では、身長が高い人ほど年収が高くなる傾向がある、という結果が出たといいます。
 
身長が高い人のほうが「優秀そうに見える」ため、査定が良い結果になり、結果、収入がアップすることが多い・・・とのことです。
  
 
人間は、気がつかずに自分の視覚情報まで変えることがある。
  
 
こういうことも、知っているとちょっと自慢できる雑学かもしれませんね。

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