身長と光背心理




プロ野球の投手に、自分が苦手だなあ、と思っている相手打者の身長を答えてもらう、というテストをしたら、ほとんどの場合、その打者の実際の身長よりも5cm〜10cm高い数字を答えた、といいます。
 
心理学者によると、苦手だと思っている相手は心理的に大きな存在として感じるために、実際よりも大きな数字を答えたのだろう、ということです。
 
このように、人は無意識に身長とその人の能力や地位を関連付けていることが多い、といいます。この現象を専門用語で「光背心理」だとか、「後光効果」というのだそうです。
  

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