人を騙す「6つの原理」 |
人を騙す事件が絶えないが、騙す人や組織は、次の「6つの原理」を使って、人を騙すことが多いのだという。
・「返報性の原理」
人は他人に借りを作ると、そのお返しをして、心の負担を消そうとする心理を持っている。
先にプレゼントを渡した後、「この商品を買ってくれ」だとか、「寄付をしてくれ」という。すると、プレゼントを渡された人は、「それならプレゼントは返す」と言う事が多いのだというが、そのとき、それをこっちが受け取らないままでいると、なんと、結局、その人はお金を出すことが多いのだそうだ。
これは余計な借りを作りたくない、という心理がそうさせるのだということだ。
一度、お客さんに高い商品をすすめて断られた後、「では、こちらの商品はいかがですか?」ともう少し値段の安い商品を勧めると、相手は断りにくくなることが多い。実はこれも、この心理が影響しているのだということだ。
・「一貫性の原理」
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