音象も意外と重要かも。 -2





ところで・・・


 
インターネットの会社なども「濁点」がついているものの方が印象に残りやすい、という話があります。


「アマゾン」や「グーグル」のように濁点の入っている会社は人の心象に残りやすかったから、成功したのだ!なんて説もあるのだそうです。


また日本人は木村拓哉を「キムタク」と短縮して呼ぶように、4文字の言葉を覚えやすい特徴があるので、「楽天」「まぐまぐ」などというサイトがウケているのだ!なんて話もあるのだそうです。


もちろん、日本で最も成功しているインターネットサイトの「ヤフー」は4文字でもなければ濁点も無いし、有名な「ライブドア」は濁点はあるけど、4文字じゃない。


だからこれらの説は、けっこう無理やりな部分もあるわけですが、濁点を使ったり、3文字ないし4文字の方が日本人には受けいれられやすい、というのは、それなりに当てはまっているので、覚えておいて良いかもしれません。


そういえば、以前、「マックとマクド」という記事を書いた時に、マクドナルドの正式な発音は「マクダーネルズ」だが、日本では「マクダーネルズ」という音では受入れられにくいので、「マック」だとか「マクド」などといった3文字のなじみやすい読み方に変えられた、という話を書きましたが、これも上のような話にあてはまるかもしれませんね。


ま、こういった言われてみれば確かにそうなのだけれど、言われてみないと気がつかない人間の心理や性質に関わる話は知っておいて損はないと思います。

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